東山(328m)の山頂には送電鉄塔が立ち四等三角点を設置しています。そこからすぐの場所に白石畑と平群方面の分岐があり、小仏の辻と呼ばれています。
ストリートビュー - Googleマップ
四等三角点「石仏」の由来となる
スポンサーリンク
一時は荒廃していた松尾寺への参詣道
鉄塔のある東山からは、元山上口駅へのハイキング道が通じています。かつては松茸狩りでたいそうな賑だったとか。今はカケラもみつかりません。
小仏の辻
小仏の辻から南へ白石畑へのルートは、白石畑と松尾寺を結ぶ参詣道でした。山中に産廃処理場が建設されていたりしますが、かつては廃道に近く通行が困難なほど笹竹が密生していたと言います。近年、手入れがされて何とか通行可能です。
地蔵石仏
分岐から数歩踏み込むと山側に上部が少し欠損した船型地蔵立像がおられます。周囲には箒なども立てかけてあって、供花も新しいです。おかげで無事に快適な山歩きができます。お地蔵さんありがとうございました。
船型地蔵立像
丸顔が印象的なお地蔵さんでした。紀年銘はありません。
参考文献
奈良県生駒郡平群町石造文化財 平群谷(平成三年)
0 件のコメント :
コメントを投稿