お堂は火事で消失したものの、ご本尊の千手観音様は健在とのこと。叶堂は古くから疫病の神として、地域に信仰されてきました。
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基礎石だけが残された境内
木造のお堂は焼け落ちても、基礎部分の石積みはしっかり残ります。いつの日か再建されることを願ってやみません。
石段
そう広くない境内ですが、お堂がないのでその分だけ広く感じます。境内の隅には興味深い石碑などがありますが、中でも目を引くのが馬頭観音坐像でしょう。
馬頭観音坐像
本尊の千手観音様を拝することはかないません。
馬頭観音坐像
しかし、馬頭観音さんは一種独特の雰囲気を醸し出しますね。いつまでも、立ち去りがたい気持ちになりました。
参考文献
奈良県生駒郡平群町石造文化財 平群谷(平成三年)
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