大住虚空蔵尊と「一の滝・不動明王立像」(京田辺市大住虚空蔵谷)

大住虚空蔵堂

毎年4月13日に「十三参り」の行事が行われる大住虚空蔵尊にお参りしました。この日は年に一度だけ秘仏「虚空蔵菩薩像(木彫)」が公開されます。普段の日に訪れると、格子戸の隙間からお写真で拝見することになります。
大住虚空蔵堂
普段の日の大住虚空蔵堂

お寺のご住職のお話によると、御本尊は大住家の秘仏だそうで、代々屋敷内に祀られていたものだとか。「十三参り」の行事以外はお寺で預かっておられるそうです。

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※内部の撮影は許可を得ております。

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生駒山系の北端に位置する秘境「虚空蔵谷」


大住虚空蔵堂
澄み切った水面に浮かぶ自然林

Wikipediaによると生駒山系の北端は、木津川の南岸で八幡市男山とされています。ここ虚空蔵谷はその手前にあって、素晴らしい渓谷美と自然林がほどよく溶け合っています。
大住虚空蔵堂
お堂前の石段を下る

虚空蔵堂前の細道を辿って、虚空蔵川を上流へと目指します。意外に水量が多いので、足元に注意しながら進むと、ほどなく滝水の落ちる涼やかなサウンドが聞こえてきます。
大住虚空蔵堂
虚空蔵谷「一の滝」

落ち口に立ってみると、向かって右側の岸壁に小さな不動明王立像が祀られていました。かつては滝行か雨乞いが行われたのでしょうか。「二の滝」から先のルートは少々荒れ気味なので、滝見学を無事に終えたら元来た道を戻りましょう。そこから先は自己責任です。

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  • 訪問日[2017.04.13]

  • 参考文献
    京田辺市観光ガイドマップ

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