野崎の観音さんで有名な慈眼寺から東高野街道を南へ進路を取り、さらに野崎大池の周囲を回り込んで進むと宝塔神社の入口に着きます。祭神は市杵島姫命、昭和28年の山崩れで本殿と拝殿が倒壊し、その後修復され今日に至っています。
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手前に不動院がある
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宝塔神社と狸のとめやん伝説
狸が出てきてもおかしくないほど竹林が広がって薄暗い斜面に拝殿建っていました。
拝殿
案内板に従って進むと自然石の小さな石碑が祀られており、「正一位 高吉大明神」と刻まれているようですが、風化が進んで読み取りは困難です。
高吉大明神
この石碑がとめやん伝説にまつわるもので、とめやん狸のいたずらに手を焼いた村人が、この石碑を祀って以降はおとなしくなったという不思議なお話でした。
鳥居から石段を登る
石段を登って拝殿に向かう途中で振り返ると、いい感じに竹林が広がっています。夏場でなければ癒しの空間ですね。夏は虫が多い。
宝塔神社の狛犬
狛犬は山崩れの難を逃れたのでしょうか。古さもあり精緻な彫りで、なかなかの秀作だと感じました。銘が刻まれていましたが、残念ながら読み取ることは叶いませんでした。
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