起雲山龍尾寺の石造遺物(四條畷市南野)

 

龍尾寺は行基開山と伝わる古いお寺で、現在は禅宗(曹洞宗)に属しています。権現川を挟んで御机神社と向かいあう崖上に建っています。

 

ストリートビュー - Googleマップ
ハイキング道から石段を登る

 

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落龍伝説の地・龍の尾が落ちた場所

 

権現川沿いに龍間周辺に伝わる落龍伝説の中で、『龍尾の落ちて竹藪に懸れるあり、依って行基これを収めて一庵を創建したり」とされています。

 

龍の絵が本堂にかかる
とても印象的

 

絵の落款には平成二四年とありますので、最近奉納されたもののようですね。

 

境内には多数の石仏

 

古いお寺というだけあって、境内にはたくさんの石仏が祀られています。江戸期のお地蔵さんにも陽がさして眩しそうです。

 

船型地蔵立像
龍尾寺四世禅師(安永四年)

 

撮影をメインにされる方には、午前中の訪問をおススメしておきます。木々の間から差し込む陽ざしが影響して撮影がむつかしいです。

 

紅葉も期待できます。

 

入口にある説明書きによると「龍尾」と称する寺宝があるとのこと。お寺は残念ながら無住なので、拝見することは叶いません。行事のある時には、ご開帳されるのでしょうか。とても気になりますね。

 

  • 訪問日[2015.09.12]
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