教照寺の石造遺物(大東市北条三丁目)

 

飯盛山・教照寺は浄土真宗のお寺で本尊は阿弥陀如来とのこと。この地域ではたびたび激しい合戦があったため、遺骨が散乱した。これら無縁仏の霊を弔うために建てられたと云います。

 

ストリートビュー - Googleマップ
飯盛山が近くに見えます。

 

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飯盛山登山の帰りに立ち寄る

 

飯盛山への登山ルートは複数存在して、標高300m強の低山ながらバリエーション豊かな山歩きを楽しめます。現在、通行止めとなっている旧登山道から分岐する形で、教照寺に通じるルートがあるとのこと。下見も兼ねて教照寺を訪問しました。

 

教照寺の山門
遠くから見える十三重の石塔

 

瑞玄寺と同様に四條畷の合戦による多数の戦死者の霊を慰めるべく建立されました。

 

親鸞聖人御像
本堂横の高座に立っておられます。

 

寺伝によると「木の宮坊という人が私田を売却して建立費用を捻出し、楠木正行を始め一族郎党の菩提を弔ったのが当山の始まり」と伝わっています。元は融通念仏宗の寺院でしたが、現在は西山浄土宗のお寺となりました。。

 

境内の一角に石造遺物
ひときわ目立つ自然石の名号碑

 

「南無阿弥陀仏」と刻された自然石の名号碑を中心して、多数の小石仏が集められていました。融通念仏の功徳は、今も息づいているようですね。

 

  • 訪問日[2015.09.26]
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