枚方八景の一つとされる国見山は生駒山系の最北に位置し、木津川・宇治川・桂川が出会う風景や六甲山から大阪湾まで展望できる好展望の場所です。ここほど「国見山」と呼ぶのに相応しい場所はないでしょう。自然林を絶妙に保存したルートが複数ありますが、「円通谷作業道」の登山口で見つけた石仏をご紹介しましょう。
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円通谷作業道は通行止め
津田サイエンスヒルズから国見山へのハイキング道として整備された「国見山自然巡回緑道」は、台風の被害により通行止めが続いていましたが、工事が一段落してようやく通行できるようになりました。ただし、清水谷作業道と円通谷作業道は未だに通行止めが解除されていないようです。円通池
第二京阪の工事に伴い改修されてコンクリートで護岸されています。 池の周囲を歩いて奥まで進むと、コンクリートに囲まれた屋根付きの祠と言っていいのか、屋形というべきなのか、とにかく屋根が見えてきます。
コンクリート製の屋形
近づいてみると小石仏が六体二列に並んでいます。墓地でよく見る六地蔵とは異なるように思います。周囲に墓地らしきものはなし。
六体の石仏
中央手前の石仏
前で手を組んだ坐像のようです。
中央後列の石仏
ほとんど風化しています。
後列左端の石仏
比較的、目鼻立ちもしっかりしています。阿弥陀如来でしょうか。
後列右端の石仏
涎掛けが外せませんでした。残り二体も同様で諦めました。
円通池の改修工事で出てきた石仏がここに集められたのかもしれません。国見山周辺ではこのような小石仏を見かけることがよくあります。作業道の通行止めが解除されたら再訪してみましょう。
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