生駒山系でみつけたモノを気の向くまま、足の向くまま紹介しています。
2016年10月24日月曜日
恩智・山畑・水越 石仏
元は玉串川沿いにあり、道路拡幅工事の際に当地に遷されてきたと云います。 「東 志き山」と刻む 時節柄、色鮮やかな彼岸花が彩を添えていました。石仏は二体並んでおり、どういう理由なのか、菅笠をかぶっておられました。 ストリートビュー - Googleマップ...
2016年10月19日水曜日
平群・矢田丘陵 磨崖仏
岩井の辻を東へと登っていくと、石垣の上に立つ念仏寺が見えてきます。駐車場の北端に石造遺物がならべてありました。 念仏寺の石造遺物 左後ろに船型名号碑(紀年なし)、前列二番目に名号碑(天保十四年)、中央に船型地蔵立像(安永五年)が並んでいます。いずれも江戸期に...
2016年10月17日月曜日
石仏 平群・矢田丘陵
旧岩井村(現、平群町三里)の入口とされる場所に地蔵屋形が建っています。 船型地蔵立像 中央にお地蔵さんが祀られています。天和元年の紀年銘が刻されているとのこと。当時も今も、「岩井」の人々にとって大切な場所なのでしょうね。 ストリートビュー - Goog...
2016年10月14日金曜日
戒勝寺東北隅の辻に石仏屋形があります。 船型如意輪観音座像(江戸中期) 住宅街の一角を切り取ったような場所で、屋形の入口に石燈籠が立ち、周囲はきれいに掃き清められていました。 ストリートビュー - Googleマップ スポンサーリンク ...
2016年10月13日木曜日
生駒山 石仏
今昔マップ京阪(1892-1910)の地図に「古堤街道」と記載される大阪と奈良を結ぶ主要路がありました。資料によると、「大軌鉄道(近鉄奈良線)の開業により急速にさびれ、 昔日の賑わいは失われました」と紹介されています。 石切場跡付近 さらに追い打ちをかけたの...
2016年10月12日水曜日
石仏 柏原・明神・王寺
奈良の平城京に都があった頃、大和川右岸の龍田越、亀瀬越は大阪と奈良を結ぶ主要なルートでした。その後も交通の要衝として、多くの旅人が行き交いました。しかし、交通網の発達した現在はひっそりとしています。 峠八幡神社の道標 神社の参道石段横にある延命地蔵尊が今回の...
2016年10月9日日曜日
戒勝寺本堂は近年改築され、すっかり近代的な建物となっていました。往時の面影はなく、本堂奥の寺内墓地に、かつてこの地が念仏道場であった頃の石造遺物が祀られています。 竹林を背にして建つ屋形 資料にて紹介される「南側屋形」に、室町末期と推測される石造板碑を拝見で...
2016年10月5日水曜日
石仏 道標 平群・矢田丘陵
戒勝寺から長屋王御陵公園へ向かう途中、近鉄生駒線の踏切を越えます。踏切の手前(西側)は、古い地図で見ると生駒の古道「清瀧街道」が南北に縦断する交差点でもありました。 「豊竹頼太夫」の道標 自然石の中央に「豊竹頼太夫」と大きく刻まれた道標(右松尾、左生駒)が遺...
2016年10月4日火曜日
狛犬 石燈籠 石仏 平群・矢田丘陵
資料によると船山神社周辺には、安明寺という古いお寺があり、古代から近世にかけての石造遺物が散在していると云います。 参道途中の小石仏 参道途中の平坦地に、小石仏が並べられていたので、撮影しようと荷物を降ろして振り返ると、平群谷の風景が広がっていました。 ...