神奈備神社は龍田大社の末社で、神奈備(かむなび、かんなび)とは神が住む森という意味を表します。「神南備」、「甘南備」、「神名火」とも書きます。
延命地蔵尊 |
「かんなび」は「山が平地に接する端山にある」とされ、ここ神奈備神社は生駒山系の最南端に位置しています。境内の東に延命地蔵尊の建屋がありました。
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延命地蔵尊の地蔵菩薩立像
西国三十三個所石碑 |
延命地蔵尊はコンクリート造りで立派なモノで、向かって右の角には西国三十三個所の回峰紀念の石碑が立っています。閂の横木をゆっくり右へずらして中を拝見しました。
延命地蔵尊(地蔵菩薩立像) |
お堂内には三体の石仏、中央が延命地蔵さんだと思われます。キチンと清掃されて、しっかり赤い涎かけが掛かっていますが、何となく違和感がありますね。
延命地蔵 |
涎かけを取ってみて、その違和感の正体が判明。頭部は全くの別モノでした。それにしても、お堂内にいらっしゃるのに、たくさん虫の卵を抱えておられました。辻に立つ道しるべ地蔵だったのかも知れませんね。資料がないので、詳細は不明です。
参考文献
なし
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