生駒山系でみつけたモノを気の向くまま、足の向くまま紹介しています。
2016年9月29日木曜日
生駒山 石碑
生駒山系の東大阪市域に点在する春日神社の中で、善根寺の春日神社はもっとも規模が大きく立派な境内を有しています。 日下直越道の登り口 東大阪日下(くさか)付近は、日本書紀が伝える神話の舞台として広く知られています。時代により変化はあるものの、「日下直越道」は大...
2016年9月28日水曜日
供養塔 平群・矢田丘陵
椿井城の麓、高台に位置する常念寺さんの境内からは、平群谷の様子を一望に出来ました。しかし、このお寺の名称は一定しませんね。念仏は定まっているのに。 常念寺(山号を峰堂山という) いつも参考にしている「平群町石造文化財 平群谷(平成三年)」には、『浄念寺』と記...
2016年9月20日火曜日
初秋の平群谷ではヒガンバナが美しく咲き乱れます。近鉄竜田川駅は平群谷の中心にあって、東西どちらに歩いても秋の実りを感じることができるでしょう。 ヒガンバナ(白花もあります) 今回は駅前のさくら親水公園から竜田川を渡って、椿井の石造遺物を巡ることにいたしましょ...
2016年9月14日水曜日
柏原・明神・王寺
石仏ファン必携のガイドブック「関西石仏めぐり/創元社・清水俊明著・平成9年(1997)」にて紹介された太平寺地蔵堂、訪問したのは今年の5月ですが、肝心の石仏にご対面できなかったので、記事にするのを躊躇していました。 お堂の奥に安置され、涎かけに御簾が遮って石仏(...
2016年9月12日月曜日
古道 生駒山
近鉄石切駅の北西口を出て、神武天皇ゆかりの古道「日下直越道」に通じる日下八丁目の坂道を登り切ったところに「大龍禅寺不動院」、「神変大菩薩」、「日下不動尊」と刻された三本の石柱が建つ境内地があります。 玉七大神の鳥居 中に入ると「玉七大神」の鳥居が小丘の麓に立...
2016年9月8日木曜日
古道 平群・矢田丘陵
地蔵信仰とあじさいで知られる古刹矢田寺への参詣道は、江戸期の古地図に「郡山大坂道」と記され、生駒山系を挟んで大阪と奈良の交流が盛んであったことを示しています。旧乙田村の中心地は現在の町名を萩の台と改められていますが、かつての街道を訪ねて見ると在りし日の面影がそこかしこに残っ...
2016年9月7日水曜日
平群・矢田丘陵 磨崖仏
昭和54年3月23日、奈良県指定史跡となった古代寺院瀧寺跡地の磨崖仏と千手観音菩薩立像(大永三年1523)を見学してきました。 高さ3.35mの花崗片磨岩の崖面に刻された磨崖仏 今回はフラッシュライトを用いての撮影でしたが、やっぱりというかアタリマエというか...
2016年9月2日金曜日
供養塔 生駒山
三昧尾の地名は「サンマイオ」と読み、「三昧」はサンスクリット語(梵語)のSamadhi(サマーディ)を音写したものです。ヒンドゥー教においては雑念を取り去り、物事に集中することを指します。日本では人が亡くなり土葬にする場所を「ザンマイ」と呼ぶとのこと。 三昧尾石造十...