本堂が重要文化財に指定されている龍護山宝幢寺はあまりに有名。当サイトで紹介するにはもう少し勉強が必要でしょう。今回はすぐ近くの竹藪の中にひっそりと佇む金毘羅さんのお社を紹介します。
参道の石段 |
三日月型の手水石がかつての繁栄を物語っています。
宝幢寺 - Googleマップ
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江戸時代の金毘羅信仰を今に伝える場所
手水石(水船) |
石段を上がると意外に空間が広がっていて、隣の白山大権現へも道が通じていました。境内には石燈籠が遺されており、資料によると文政年間の銘が刻まれているということでした。
文政年間の石燈籠 |
今は半壊している石造社殿、往時はかなり立派であったことが偲ばれます。周囲をぐるりと回ることができるようですが、ここでお百度を踏むのはさぞかし大変だったでしょう。
石造社殿 |
江戸中期には毎年四回金毘羅さんへ代参し、神護符を頂いて祀っていたと云います。もしかすると中央の木製扉を開いてみると、今も護符が祀られているかもしれません。しかし、絶対開けちゃダメですよ。開けるととんでもないモノが飛び出しますよ。
石造社殿 |
どうしても見たいという方は、以下のリンクをクリックしてくださいね。でも、絶対後悔しますよ。
Googleフォト
参考文献
生駒市 石造文化財「生駒谷」(昭和五十二年)
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