仏國山・阿弥陀寺の石造遺物(生駒市俵口町)

 

阪奈道路のガード下を北へ抜けると、立派な石垣にそびえる阿弥陀寺が見えてきます。山門前の石段、植え込み、「不許酒肉五辛山内」の碑もまた立派です。

 

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お寺のすぐ南に阪奈道路生駒ICの出口があります。

 

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江戸期の石造遺品群に堪能する

 

自然石上部を船型に彫り込み、観音像を刻んでいます。

 

資料によれば、西国巡礼供養碑(宝暦十二年)により、西国観音巡礼をする講中がこの地域に存在していたこと立証するという。本堂東側のスペースにズラリと集められた石造遺物に、どれから鑑賞すべきか悩むことになるでしょう。

 

自然石行者磨崖仏(元文四年)

 

元は山中にあったものかもしれません。

 

般若地蔵の屋形

 

屋形内にも多数の石仏が祀られています。これらは特別扱いなのでしょうか。地蔵石仏には享保十六年の銘が見て取れます。他にも天文笠地蔵など、紹介しきれません。後日、再訪して、続編を書きましょう。

 

  • 訪問日[2015.08.29]

  • 参考文献
    生駒市 石造文化財「生駒谷」(昭和五十二年)

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