資料によると磐船神社の御祭神は饒速日命で、「天の磐船」に乗って降臨したという神話の舞台であると云います。船形をした巨石が御神体として、古来より崇敬されてきました。
磐船神社(四社明神) |
対岸の巨石南面に彫られた四尊磨崖石仏(四社明神)は、真下まで行って拝することは叶いませんでした。有名な胎内くぐりも単独行では許可されません。先年、死亡事故が起きたことが原因でしょうか。
ストリートビュー - Googleマップ
スポンサーリンク
天文十四年銘、不動明王石仏
不動明王立像 |
生駒山系では滝行場や雨乞い祈念の場所が多く残されており、大小さまざな不動明王の石造遺物を拝することができます。それ故に、紀年銘が刻されたお不動さんは珍しい。それも、江戸期以前のモノとなれば尚更です。
不動明王立像 |
古ければ良いというものではありませんが、資料にあるように浮き彫りにされた火焔光は、まさに立ち昇るかのような勢いを感じます。ピンが甘くてお不動さんの表情はよく分かりません。優し気に見えるのは、苔が全面を覆ってるからではないでしょうか。
ストリートビュー - Googleマップ
参考文献
交野市の石造文化財1-私市・私部・神宮寺・倉治地区編-
0 件のコメント :
コメントを投稿