般若ノ滝不動院(宝山寺川)の石造遺物(生駒市門前町)


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大阪方面からの旅人で賑わっていた荒池・八丁門峠越の古道、清冽な宝山寺川に差し掛かるとゴールは目の前です。
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般若ノ瀧橋と不動院
般若ノ瀧橋と不動院
ところが多くの旅人は、かつてあった「お福茶屋」で足を休め、「般若ノ瀧」で身を清めてから宝山寺詣りに向かったと云います。
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宝山寺川中腹の滝行場「般若ノ瀧」石碑群

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不動院奧にある石碑群
不動院奧にある石碑群

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起伏の少ない古道ながら、この地点で標高約280mとなっており、急峻な渓谷を一気に流れ落ちる清冽な水しぶきに心洗われます。さらに上流へ向かって歩を進めると、たくさんの石碑群を目にすることができます。
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白妙王大日
白妙王大日

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「白妙王大日」の由来はよく分かりません。しかし、周囲の様子からここも滝行場であることを推測できますね。あるいは、雨乞いの場所であったかもしれません。
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石仏と宝山寺川
石仏と宝山寺川

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夏場は虫が多くてヒトを寄せ付けませんが、12月ともなると冷気に包まれて落ち着いています。心地よい渓流サウンドにいつまでも立ち去りがたい。
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対岸の不動明王
対岸の不動明王

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今これを書いている部屋は気温36℃超を示しています。暑さの峠は越えたものの、まだまだ暑い日は続く。自然のナメ滝に設置されたトユから流れ落ちる滝水に飛び込みたい気分です。冬季にコレをやるのは決しておススメできませんけれど。。。



  • 訪問日[2017.12.01]

  • 参考文献
    生駒の古道-生駒市古道調査-(生駒民俗会、平成二十六年)

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